メタボリックシンドロームと特定健診の関係とは?
保健指導っていったい何ですか?
特定健診は、これまでの健康診断とどう違うの?
最近ニュースなどで、特定健診や保健指導などについて耳にする機会が増えてきました。
しかし実際はよくわからないというのが、本音なのではないでしょうか。
特定健診(健康診査)や保健指導は、平成20年4月からの後期高齢者医療制度をはじめとする医療制度改革の一環としてスタートするものです。
メタボリックシンドロームの概念を導入した新しい健診制度で、40歳から74歳までの方が対象となります。
この健診制度が始まった理由は、医療費の増加と生活習慣病にかかる患者数の増加です。
日本の医療費は年々増加しています。平成17年度には32兆4000億円と、厚生労働省によって発表されました。
これは平成13年度と比べると、2兆円も増加しています。
医療費の増加と関係が深い生活習慣病にかかる患者数は、高血圧性疾患の患者が約780万人、糖尿病の患者が約250万人と、8~11%も増加しています。
メタボリックシンドロームの基準に当てはまる人やその予備軍は、生活習慣病の予備軍でもあります。
平成17年度の調査によると、40~74歳でメタボリックシンドロームが強く疑われる人とその予備群と考えられる人の数を合計すると、約1,900万人と推定されています。
特定健診は、このような医療費と患者数の状況を少しでも改善するためにスタートするものです。
